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2017年3月3日金曜日

クルマ選び:HONDA ステップワゴン

さて、今回もクルマのレビュー?です。

ミニバンの代表ともいえるHONDAのステップワゴンですが
ダウンサイジングターボで生まれ変わりました。


○どんなクルマ?

一般的なミニバンといえばそうなのですが、今度のステップワゴンは
いままでのミニバンと一線を画した作りになっているようです。

大きなところだと、エンジンが1.5lとミニバンにしては小さめになっています。

欧米で流行のダウンサイジングターボというやつで、排気量を減らし
ターボで出力を補い、燃費を上げるという技術ですね。

どうやらこの技術で、ミニバンながら燃費はJCOで17km/lと
驚きの数値になっています。


次にワクワクゲートが大きな違いとなります。
ゲートなんて概念がそもそもクルマにはありませんが、ステップワゴンでは
バックドアの仕様が大きく変わりました。

通常の縦開きに加え、普通のドアのように半分だけ横開きができるというものです。
後方スペースがない場所や、リアドアを全開にする必要がない場所に最適で
日々の使い勝手の良さを大幅に向上させたようです。


安全性能についてもホンダセンシングという総合安全装備を搭載し
自動ブレーキ、追従クルーズ、信号読み取りなど多彩な機能を有しています。


○このクルマのどこが魅力?

なんといってもホンダセンシングの安全性が一番といえると思います。
クルマは便利なものですが、どうしても事故の恐怖はつきまといます。

自分だけ安全運転していても、周りから事故をもらうこともありますし
自分が運転していても何かの拍子に事故になってしまうこともあると思います。

特に家族や多人数を乗車させる目的のミニバンは事故には気をつけたいところです。

そんななか、各社性能の違いはありますが安全装備の充実が図られてきました。
ホンダセンシングは、各安全性能を統合した呼び方ですが

  ○衝突軽減ブレーキ
  ○ACC(アダプティブクルーズコントロール)
  ○LKAS(車線維持支援)
  ○路外逸脱防止
  ○誤発進抑制
  ○先行車発進お知らせ
  ○標識認識

がドッサリ搭載されています。
各種機能する際の条件はありますが、現状ではこれ以上ないくらいの装備です。


また、室内空間の広さも特徴で、低ステップ、高屋根でとても広い印象でした。
インテリアデザインも、従来のプラスチックだらけの空間と違い
ちょっと高級感のある落ち着いたつくりになっているのも好感触です。
運転してる人は内装しか見えませんからね。。。

エンジンフィールはわかりませんが、ホンダのエンジンは非常に評価の高いものなので
ダウンサイジングターボエンジンについても好感触かと思います。


○ここがちょっと?

他の車種との比較になってしまいますが、2列目シートの自由度が少々低めです。
ノアやセレナにある、2列目ロングスライド機能がないため
3~4人で乗車する際の足元の広さは他車種に一歩譲ってしまいます。
上記の理由から、座席にシートベルトがついていないため
シートベルト装着形式のチャイルドシートは、ドアをふさいでしまう懸念があります。


自分自身そんなことはないのですが、ターボエンジンのメンテナンスについても
注意が必要かと感じるところがあります。
メンテナンスサイクルが通常のエンジンよりも短いため
定期的なオイル交換をする必要があります。
最近のクルマはよくできているので、1万キロ以上オイル交換しなくても大丈夫ですが
そんなことだとエンジンの寿命が早くきてしまいそうですね。。。


そして超個人的な理由になりますが、このクルマ、車椅子仕様になるとワクワクゲートがつきません。
まぁそりゃそうなんですが、魅力半減ですよね・・。
・・・と、スロープの収納形状については立てて収納するカタチになるため
車椅子を収納した後の荷物の出し入れは大変困難といわざるを得ません。
そこはトヨタのノアのように収納に一工夫欲しかったところです。
しかし車内空間の広さは他車種よりも心地好く、良いつくりでした。



○最後に

車椅子仕様でなければ十分に欲しい!この車種。
いろいろな工夫が詰まってる上、クルマとしての作りこみも上々のようです。
お値段もデリカD5ほど高くないので、なかなか候補に食い込んでくるクルマじゃないでしょうか。

ハイブリッドの設定があれば更に選択肢が増えるので、発表が待ち遠しいところですね。
ホンダのクルマは嫌いではないので、がんばってほしいところです。





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