Translate

2017年2月14日火曜日

理想のクルマってなんだ?

さて、前回の福祉車両の備忘録にも書きましたが
障害があって自力での移動が困難な人の、理想の移動手段は何なのでしょうか?

大抵の場合は、介助者の手によるものが多く
これを助けるものが、まず理想の第一歩と言えると思います。

うちの子はまだ小さいので、体格や発達共に成長の余地があるかもしれません。
あるいはこのままかも知れませんが…。

そんな変化にも対応できる移動手段はあるのでしょうか?

とりあえず介助者が考える、こんなのあったらいいなー
っていうクルマの備忘録です。

ワンオフで作ったらスゲー高いんだろうな…。


○ベース車両は?

積載性、カスタマイズ性などから考えて
国産車でいうとハイエースかキャラバンかと思います。

種類がたくさんありますが、全高が2mを超えないほうが
全国各地の駐車場に気軽に止められるのでベターかと。
また全長や全幅も長くないほうが運転しやすいでしょう。
その代わり頭上のスペース等が犠牲になってしまいますが…。
この辺は悩ましいところです。

駆動輪は4WDのほうが安心です。
学校や通院等、雪の日でも出かけなくてはいけない用事がありますから…。
機関はガソリンよりディーゼルといいたいところですが
チョイノリが多いため現実的ではないでしょうね…。


○レイアウトや必要なものは?

車椅子固定装置は必須ですが、レイアウトも重要かと思います。

二の字型にベンチを配置して、通路に車椅子が固定出来るのがよいです。
※法改正で二の字型はダメになる?

乗り降りはバックドア側からスロープになりますが
荷物の出し入れも考えると、ドアを塞ぐように立てて固定よりも
内装裏にスライドできる機構があると利便性が上がります。

ダイネットは前部に集中させ、そこに必要なものは冷蔵庫くらいにおもいます。

100V電源は吸引機等で使用出来るため必須になります。

サブバッテリーは容量大きめのものをベンチ下に固定、ソーラーパネルがあれば冷蔵庫に薬を入れておいても安心ですね!

オムツや着替え、吸引機等の日用品を収納出来る場所が
手近なところにあればなおうれしいです。

また、おむつ替えができるように
ベンチから多少のスライド機構かなんかでベッド展開ができると楽チンかな?


○実際は

いろいろ書き連ねましたが、そんなクルマなんて存在しないでしょう…。

ただ、資金があればある程度の所までは
キャンピングカー専門のビルダーさんがワンオフで作成してくれると思います。

そのときが来るか来ないかわかりませんが
車椅子の幅や高さ等のデータは常に把握しておいたほうが
オーダーメイドする時以外にも役に立ちそうです。

まだまだこれからの我が子なので、たくさん色々な
たくさん楽しいところに連れて行ってあげたいと思う今日この頃でした。



0 件のコメント:

コメントを投稿