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2017年5月15日月曜日

自動ブレーキ作動条件について

さて、今回は以前行ったクルマレビューのなかで

自動ブレーキと呼ばれるものがついているモノについての作動条件です。


各社共に安全装備が充実してきましたが、内容はマチマチです。
いざ購入してから作動条件がイマイチ…
なんてことのないように、軽く調べて見た限りをメモメモ。
久々に備忘録っぽい内容ですかねー。



○衝突軽減ブレーキ


車両や障害物、歩行者を検知した場合に
自動でブレーキがかかる機能です。

  • ホンダ ステップワゴン → 約80km/h以下
  • トヨタ ノア                    →約10km/h~80km/h以下 
  • 日産 セレナ                    →約10km/h~80km/h以下


大体各社共に80km/h以下の範囲内で動作します。
もちろんこれはザックリ条件で、各メーカーの公式ホームページでは
もうちょい詳しく書いてあります。


○車線逸脱警告

クルマが車線からはみ出しそうになった場合に、警告をしてくれる機能です。
※ステアリング補助は行いません。

  • ホンダ ステップワゴン → 約60km/h~100km/h
  • トヨタ ノア                    →約50km/h以上
  • 日産 セレナ                    →約60km/h以上

これも各社横並びです。
ステップワゴンのみ上限が記載されています。



○路外逸脱抑制

クルマが車線からはみ出しそうになった場合に
ハンドル操作の補助を行ってくれる機能です。

  • ホンダ ステップワゴン → 約65km/h~100km/h
  • トヨタ ノア                    →☓ 
  • 日産 セレナ                    →約60km/h以上

今回は横ならび…ではないですね。
トヨタのセーフティセンスCは、警告までの機能しょうか。




○誤発進抑制

最近よくある踏み間違い事故を防止してくれる機能です。
作動条件は細々していますが、ザックリまとめると…

  • ホンダ ステップワゴン → 停車時~10km/h未満
  • トヨタ ノア                    →不明 
  • 日産 セレナ                    →約2km/h~15km/h未満

不明なものもありますが、全車共に装備は可能です。
それぞれのセンサーで、障害物の有無を確認したり
急なアクセル開度アップを検知したりしてくれます。



○カメラ性能について

ここまで書いてなんですが、モノを検知したりする場合、搭載されているセンサーの精度がモノをいいます。

ソフトウェアの出来もあるため、どれが一番!とは言えないですが
各社装備の違いがあることを頭に入れておきます。
基本はレーダー類は多いほうがいいでしょうし
カメラも良いものが多いほうがいいと思います。

  • ホンダ ステップワゴン → ミリ波+単眼カメラ
  • トヨタ ノア                    →レーザーレーダー+単眼カメラ
  • 日産 セレナ                    →単眼カメラ

ここは日産セレナだけ見劣りする結果となりました。
ちなみに有名なアイサイトは単眼カメラ×2となっています。
ソフトウェアも着々とバージョンアップロードされているため
実は予防安全性としてはブッチギリイチバンの評価です。



こんな感じで、仕様だけみてもなかなか分かりづらいですが
意外と各社多様な仕様になっています。

ハードウェア仕様ばっかりはどうしようもないのでアレですが
出来るなら安全性の高そうな仕様のほうがいいですよねぇ…。


とにかく安全装備に甘えず、ドライバーが安全運転するに越したことはないので
そこをイチバンに考えたほうが無難と言えます…。




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